建築思考整理

無責任と適当な感想

macbook air (M2) を買った日 20240103

パソコンを新しく

表題の通りである。卒業論文を提出した日、パソコンが異常を起こした。正確には、卒論の発表会の日に、である。壇上に上がり、一通りの発表を終えた後、自分の席に戻り、愛用のthinkpadを起動しようとするも、うんともすんとも言わない。たまに調子が悪くなることもあったので(かわいいやつめ)、慌てずあとからメモリを外して最小構成で起動してみた。起動する。なーんだ、と思い、また2枚挿しに戻す。問題なくBIOSに入れる。windowsを立ち上げる。問題なく起動する。再起動する。問題なく起動……しないのである。することもある。すぐに落ちる。使い物にならなくなった。

 

大学生にとって、パソコンは仕事道具であり、なくなっては全く、何もできなくなる。(特に卒業設計が控えている今、CADやillustratorを満足に使えないのは想像以上に痛手だった)家にはデスクトップマシンがあるのでどうにかなったが、ノートが使えないのはつらい。なんとかメモリ一枚なら安定動作することがわかり、騙し騙し使っていつか買い直せばいいくらいに思っていた。

 

年末。なんか画面が突然暗転する事象が発生し始めた。グラフィックドライバの不具合だろうと思い、ドライバを当て直すなど対処を試みたが、偶発的に発生する暗転は(しばらくすると治るとはいえ)私を不安にさせるのには十分だった。慌てて新しいマシンを探すのに奔走し始めた。

 

譲れない条件は三つ。それなりにサクサク動作すること、重すぎないこと、バッテリが持つこと、だ。これまで使ってきたthinkpad E495は素晴らしいマシンなのだが、購入から四年が経ち当時でさえミドルロークラスだった性能は限界が見え始め、重量はSSDを増設したこともあって2キロに迫り、バッテリは当初よりよわよわだった(おそらく持ち運びを想定したマシンではなかったのだろう)。反省を生かして探していると、windowsマシンでも10万円を超えてくる。あれ、これmacbookにも手が届きそうだぞ、airなら安いし、やはり「じつはそれなりにコスパが高いこと」に定評がある🍎に進出する時が来たのかもしれない、そう思った。

 

でも、お金がない。あるにはあるのだが、卒業設計が控えており大きな出費は避けないといけない。どうせ長く使うのでショッピングローンで分割するのは良いとして(24回まで金利0パーセントでローンを組める。そう、学生でもね!)、何か安く入手する方法はないかと探っていたところ、認定整備済み品というものの存在を知る。どうせ小さい擦り傷など気にしないので、こちらで購入してみた。(初売りも考えたけれど、どうせギフトカードもらっても使い道に困るのでこれで良いのである)

 

というわけで、本日macbook air (m2) RAM8GB/ROM256GBモデルが届いた。本当はRAM16GBモデルが欲しかったが、整備済み品になかったので仕方ない。私は動画を作ることはないし、メモリドカ食いで有名なchromeのタブを開きまくることもあまりないので、現時点で満足する性能が得られた。もっとも、重い処理は全部デスクトップパソコンで処理する前提である。

 

はじめてのmacOSではあったが、まあ驚くような体験というわけでもなく、あー、こういうところがwindowsと違うんだ、こういうところはいいな、でももっとここはこうあってほしい、みたいな感じで、それなりに上手く付き合っていけそうというのが今の感想。とりあえず、thinkpadの環境を移植するような気持ちで、一通りソフトウェアのインストールを済ませた。明日から設計で使ってみよう。どんなもんかな。

卒業設計

そんなわけで卒業設計が始まる。というかもう始まっている。この間、中間講評会があって、なんとかそこを切り抜けることはできたが、なかなか建築から離れていた人間にとってアイデアを形にすることは困難なようで、四苦八苦している。どうしたものか、なんとかなるか、一か八かやってみよう。やりきれば、誰かが良さをわかってくれるかもしれない。というか自分が良いと思う物を作らないとやってられない。さいごに信じられるのは結局自分しかいないのだから。

 

 

 

……久しぶりの更新となったが、まあmacbookのキーボードの打ち心地を確かめたかったのが半分である。むかしむかし、家電量販店でバタフライキーボードを打った時は、これが主流になったらおれは死ねるぜ、なんて思ったのだが、現行のキーボードは、これがなかなかやりおる。個人的に最強だと思っているlet's note、次点のthinkpadと比べても遜色なく、なんならthinkpadのキーボードとそこまで劇的な差異はないと言っても良いかもしれない。キーボードとは長い付き合いになることがわかっているので、これから仲良くしてください、macbook airくん。